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須坂市*不動産売買・移住希望の方へ向けて*

2022-08-29

県内状況

◎須坂市の歴史・・

 須坂市は長野県北部に位置する市です。江戸時代は須坂藩の陣屋町でした。明治から昭和初期まで製糸業が盛んで、我が国屈指の生産量を誇っていました。当時の繁栄を偲ばせる土蔵や大壁造りの商家が残り、蔵の町としても知られています。昭和初期の経済恐慌をきっかけに製糸業は衰退しましたが、その後昭和17年に疎開企業として富士通が進出し、「富士通城下町」として栄えました。現在は果物の生産が活発におこなわれていて、巨峰の産地として有名です。現在進行中のプロジェクトとしては、上信越自動車道須坂長野東IC周辺で約23ヘクタールの大型開発が行われており、イオンモールを中心に、ホテル・物流施設が整備される予定です(イオンモールは2024年春に開業予定です)。

イオンモール開発予定地

◎須坂市の人口は・・

令和4年8月現在、人口は約5万人、世帯数は2.0万世帯です。

◎須坂市の交通事情は・・

 鉄道は、長野電鉄長野線が通っており、市内には須坂駅を始め4駅が配置されています。なお、長野電鉄屋代線は平成24年3月末廃止されました。バス路線は長電バスが須坂駅を起点に須坂屋島線、山田温泉線及び電鉄屋代線廃止に伴う代替路線として屋代須坂線を運行しています。市内各所を回る「すざか市民バス」が仙仁線、米子線、北相之島線、明徳団地線の4路線で、朝夕のおはよう・おかえりライナーが2路線で運行されています。

 国道403号が市域を北から南西部へ通り、406号が西から南東部へ通っています。高速道路は市の西側を南北に上信越自動車道が通り、市内には「須坂長野東」ICが設置されています。

 公共交通機関として市民バス、長電バスも走っています。また、乗り合いタクシーもあり、市も積極的に公共交通機関の利用を促しています。

◎須坂市の商業施設は・・

 郊外部の国道406号、403号、県道長野須坂インター線沿いにスーパー、ホームセンター等の大型店が進出しています。現在須坂長野東ICで、イオンモールの建設が進んでいます。長野市のベッドタウンとして発展しているので、大通りを中心として、商業が発展しています。

 また、歴史ある蔵造の街並みを生かした観光業も盛んです。果物の生産でも有名な土地がらもあり、このような点を生かして発展してきました。観光地としても市内にある臥竜公園は桜の名所として有名な地として知られており、桜の季節には県内外からの環境客でにぎわいます。

◎須坂市の天候は・・

 須坂市は降水量が年間を通して少なく、昼夜で寒暖の差が大きいのが特徴です。これは果樹や野菜の栽培に適しており、年間を通して新鮮でおいしい野菜や果物が採れます。名産品としては、ももやぶどう、梨など様々です。とくに近年シャインマスカットは全国的に高級フルーツとしても人気がありますが、須坂市は巨峰の産地として有名です。

◎須坂市の将来の動向・・

 長野市へのアクセスが良いこと・不動産価格が長野市に比べて安いため従来より長野市へ通勤するベッドタウンとして人気の高いエリアです。また須坂長野東IC付近のイオンモールが開業を控え、今後ますます人気が高まることが予想されます。また須坂市は移住支援も充実しており、須坂市役所には、信州移住支援チームという部署があり、積極的に移住者の受け入れをおこなっており、移住支援として就労サポートも行っています